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LOTUS JPS CLUB
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(ロータスの改造、改良、修理日記)

ロータスエスプリのバルブクラッシュ!(その1)-2

Report:k氏
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●EXバルブは曲がってしまったので、当然であるがシートに密着していない。
●インテークポートからCRCを流し込んでみたが、燃焼室側に漏れはない。INバルブは大丈夫そうである。


●ピストンリング3本とコンロッドはS4(正確には92年のエンジンナンバーXXXX以降)から変更されている。
大きな違いはセカンドとオイルリングの形状、コンロッドはスモールエンドの幅の違いである。



●バルブとシートのアタリは走行・カーボンの量を考えれば非常に良いと思う。カーボン噛込みや虫食いも見られず、当たり幅も均一である。


●インテークポートも特に目立った汚れはない。オイル下がりが起こっていたとしてもよほどひどくない限りガソリンで流されてしまうので綺麗である。
●ポート内には通常あるはずのガイドのボリュートが無い。




●少し驚いたのがコンロッドメタルである。オーバーレイの摩耗が走行距離の割に多いような気がする。3番アッパーに異物を引きずったようなキズもある。
●所々小さな斑点状になっているが、これは異物が陥没した跡だろう。クランクピンにキズがつけないようにという役割ははたしている。
●オーバーレイは全体には摩耗はしているが地金が露出しているような箇所はなく、張りも充分に残っている。



●ウオータージャケット内は冷却水管理が良かったのかきれいである。しかし1番シリンダ左とコアプラグ部分に鋳砂(非常に細かく砕かれ てペースト状になっていた)が蓄積していた。

 



●洗浄後各部品の損傷具合を確認し、ついでに重量、寸法を測定した。4気筒とはいえヘッドとシリンダのみでも測定時の温度管理等もあり、かなりの時間を要した。
●ピストン、ライナー、ピン、リング、コンロッドは単体、アッセンブルどちらで見ても寸法・重量は驚異的に揃っている。驚異的というのは、例えばコンロッド、ピストンのグレード分けは大雑把に2グレードなのに対し、同一グレード内で1〜2グラム、2/100ミリ以内に収まっている。しかも後追加工がほとんどされていない。


L)ピストン+リング+ピストンピン+サークリップ
R)コンロッド+キャップ+ボルト



●ピストンヘッドEXバルブ接触痕。
2番ピストンの接触痕が一番大きい(3・4番弁)。ルーペで確認した限りでは欠け・メッキ剥離等無く変形のみのようである。


●ピストン裏。
ピンボス部に重量調整用と思われる突起があるが、4個共に未加工のままである。鍛造ソリッドスカートでピンオフセットは「ゼロ」。見た目かなり無骨で重い。クーリングチャンネルも無ければ、オイル戻り穴も少ない。


●ピストン側面の状態は非常に良いようで、見る角度によってはアタリが分からない程である。4個共に同様でこれも驚異的である。


●アルミニウムライナー内壁のニカシルメッキの状態も良い。上下死点にもしっかりホーニングクロスハッチが残っており偏摩耗も無い。




ピストンリングは普通に3本である。コンプレッションリングにはプライマリー、セカンダリー共にちゃんと裏表の刻印がある。
●オイルリングのエクスパンダは通常のラダータイプではなく鋼線に焼入れリボンらしきものをらせん状に巻き付けたような構造でピッチの荒い部分が2カ所ある。この部分がリング溝オイル穴にくるように(またはオイル穴を避けて)組めば良いのだと思う。

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