ボルテスV(ファイブ)はフィリピンでなぜ人気?歴史的背景と3つの理由を徹底解説!

ボルテスV(ファイブ)はフィリピンでなぜ人気?歴史的背景と3つの理由を徹底解説!

1970年代に日本で放送されたアニメ『超電磁マシーン ボルテスV』。 実は、フィリピンでは国民的な人気を誇るアニメって知ってました?

なんでフィリピンでこんなに人気?って思いますよね!

この記事では、フィリピンにおける『ボルテスV』の人気の秘密について、アニメの内容はもちろん、当時を知ることで見えてくる社会背景との関係や、日本で公開される実写版の情報まで詳しく解説していきます!

この記事を読めば、『ボルテスV』のすべてがわかる!

  • 超電磁マシーン ボルテスVの基本情報とあらすじ
  • フィリピンで人気の理由
  • フィリピンで社会現象にまでなった「ボルテスV」ブーム
  • 実写版の日本放送と公開日
  • 忘れられない感動!最終回の内容
  • フィリピンで「第2の国歌」と呼ばれるほど愛されるボルテスVの主題歌

 

ボルテスV(ファイブ) フィリピンでなぜ人気?その理由を徹底解説!

超電磁マシーン ボルテスV(ファイブ)とは

『超電磁マシーン ボルテスV』は、1977年から1978年にかけて放送されたロボットアニメです。 制作はあの有名なサンライズ(当時:日本サンライズ)!

地球を侵略しようと企むボアザン星人と、5人の若者が操縦する巨大ロボット「ボルテスV」の戦いを描いた物語です。

あらすじ

『ボルテスV(ボルテスファイブ)』は、1977年に放送された日本のロボットアニメ。ストーリーは、地球を侵略しようとする異星人「ボアザン星人」と、それに立ち向かう地球防衛軍「ボルテスチーム」の戦いを描いています。

『ボルテスV』は、友情や家族愛、勇気などのテーマを中心に展開される感動的な物語であり、今も多くのファンに愛されています。

ボアザン星人の侵略

異星人ボアザン星人は、高度な科学技術と巨大な戦闘ロボットを駆使して地球を侵略しようとします。彼らは、地球を支配し、資源を奪い取ることを目的としています。

ボアザン星人の魔の手が迫る地球。地球防衛軍の剛博士は、対抗すべく巨大ロボット「ボルテスV」を開発します。

博士の息子たちを含む5人の若者が、この「ボルテスV」に乗り込み、地球の平和を守るためにボアザン星人に立ち向かう壮絶な戦いが始まります!

5人が合体するときの掛け声「レッツ・ボルトイン」で合体するシーンが堪らない!

ボルテスチームの結成

地球防衛軍は、ボアザン星人に対抗するために「ボルテスチーム」を結成。

ボルテスチームは、五人の若者たちが操縦する五機の戦闘メカ「ボルトマシン」を結合させて一つの巨大ロボット「ボルテスV」に変形させます。ボルトマシンの操縦者は以下の通りです。

  • 剣鉄也(けん てつや) - ボルトクルーザーの操縦者
  • 剣作(けん さく) - ボルトパンザーの操縦者
  • 剣恵(けん めぐみ) - ボルトフリゲートの操縦者
  • 剣一郎(けん いちろう) - ボルトボンバーの操縦者
  • 剣次郎(けん じろう) - ボルトランダーの操縦者

ボルテスVの戦い

ボルテスチームは、毎回送り込まれるボアザン星人の巨大ロボットと戦います。戦いの中で、彼らは友情と絆を深め、困難に立ち向かいながら成長していきます。

物語のクライマックス

物語のクライマックスでは、ボアザン星人の指導者ゾルダークとの最終決戦が描かれます。ボルテスチームは、地球の自由と平和を守るために最後の戦いに挑みます。

最終回では、なんとボアザン星を解放し、新たな時代が幕を開けるという感動的な結末を迎えます。

 

フィリピンで人気の3つの理由

1. 社会背景と共鳴

1978年にフィリピンで放送が開始された『ボルテスV』は、なんと視聴率58%を記録するほどの大ヒット!

当時のフィリピンは、マルコス政権下の政治的抑圧や経済的困難という厳しい時代でした。 アニメで描かれる専制政治に対する抵抗、そして自由を求める戦いが、フィリピンの人々の心に深く響いたんですね。

放送中止の危機もありましたが、1986年のエドゥサ革命後に再放送されるとさらに人気が爆発! フィリピンの人々にとって、『ボルテスV』は単なるアニメではなく、希望と勇気の象徴だったんです。

2. 親子三世代にわたる人気

フィリピンでは、再放送や関連イベントが繰り返し行われたことで、『ボルテスV』は親子三世代にわたって愛される国民的アニメとなりました。

特に、主題歌「ボルテスVの歌」は「第2の国歌」と呼ばれるほど広く歌い継がれています。 家族の絆や友情、正義といった普遍的なテーマが、世代を超えてフィリピンの人々の心を掴んでいるんですね!

 

ボルテスVの歌の魅力

『ボルテスV』の主題歌「ボルテスVの歌」は、日本だけでなくフィリピンでも大ヒット!

歌手の堀江美都子さんの力強い歌声と、覚えやすいメロディーが魅力です。

フィリピンでは、多くの人が日本語で歌えるほど浸透しているというから驚きです!

3. 実写版の成功

そして2023年、フィリピンで制作された実写版『ボルテスV: レガシー』が、全90話のテレビシリーズとしてフィリピンで公開されると、再び大ヒット! 日本のファン待望の日本公開も決定しました!

AmazonPrimeでは14日間の無料体験で、実写版ではないですが、アニメ版を見る事ができるようです。

ボルテスV 実写:日本放送と公開日

実写版『ボルテスV: レガシー』の日本放送は、2024年秋からTOKYO MXにて決定! さらに、劇場公開は2024年10月18日からスタート!

日本のファンのために再編集された「超電磁編集版」と、日本語吹替版の同時公開と、期待が高まります!

 

最終回は感動的な結末

最終回では、ボアザン星の貴族たちとの最後の戦いが描かれます。

ボルテスVは、宿敵であるプリンス・ハイネルとの死闘の末に勝利! 見事ボアザン星を解放します。 そして剛博士は、ボアザン星の新たなリーダーとなるため、地球に残ることを決意。

地球へ帰るボルテスチームと、見送る剛博士の姿は、多くの人の涙を誘いました。

Q&A

なんでフィリピンで『ボルテスV』はこんなに人気?

当時のフィリピンの社会状況とアニメの内容が重なり、フィリピンの人々に希望と勇気を与えたからです。 親子三世代に渡る人気、そして実写版の大ヒットも大きな要因です。

日本で『ボルテスV』の実写版はいつ見れる?

実写版『ボルテスV: レガシー』は、2024年秋からTOKYO MXで放送開始! 劇場公開は2024年10月18日からスタートです!

ボルテスVの最終回ってどんな内容?

ボルテスVがボアザン星を解放! 剛博士はボアザン星に残り、新たな時代を築く決意をします。 地球へ帰るボルテスチームを見送るシーンは必見です!

 

【まとめ】ボルテスV(ファイブ)はフィリピンでなぜ人気?歴史的背景と3つの理由を徹底解説!

『ボルテスV』がフィリピンでここまで深く愛されるには、社会的な背景とアニメのテーマが共鳴したことが大きな要因ですね。 そして実写版の成功により、日本でも再び注目されています。

今回の記事ポイントのまとめ

  • ボルテスVは1977年から1978年にかけて放送された、サンライズ制作のロボットアニメ。
  • 地球侵略を企むボアザン星と戦う5人の若者の物語。
  • フィリピンでは1978年から放送開始。最高視聴率58%を記録!
  • マルコス政権下の困難な時代に、希望を与えた。
  • 1986年のエドゥサ革命後に再放送され、人気が爆発!
  • 親子三世代にわたり愛され、主題歌は「第2の国歌」と呼ばれるほど!
  • 2023年、フィリピンで実写版『ボルテスV: レガシー』が制作され大ヒット!
  • 実写版は2024年秋から日本でも放送決定!劇場公開は10月18日から!
  • 最終回は、ボアザン星の解放と、感動のラスト!
  • 主題歌「ボルテスVの歌」は、フィリピンでも多くの人に愛されています。

この記事を通して、『ボルテスV』が持つ時代を超えた魅力を再確認できたのではないでしょうか? フィリピンと日本の架け橋となった『ボルテスV』から、これからも目が離せませんね!